2006年3月〜4月に、パリ市庁舎の後方、セーヌ河沿いに位置するこの広い会場で故加藤一の大きな回顧展が開催された。 1958年にパリに到着して、2000年にこの地で没する迄、約40年以上にわたって描き続けた油彩。 初期の作品から亡くなる直前の最後の作品まで、100号、120号の大作を中心に約40点が展示された。 3月29日のヴェルニッサージュには、パリ市のストライキ、デモ騒乱にもかかわらず、多勢の人々が集まり、加藤一の別世界を堪能した。
この画集は加藤画伯の死後、アトリエに残された作品を中心に加藤昌子夫人が2年がかりでまとめ、平成15年3月に求龍堂から出版された初の画集で、79点の作品を収録している。平成15年に日本図書館協会選定図書にも選ばれている。 > 「加藤一 画集」についての詳しい情報はこちらのリンクからご覧ください。